頑張らないお弁当
- Kaori Higashide
- 12 分前
- 読了時間: 3分
「朝は動けなくてつらいけど、子どものお弁当を作らないといけなくて・・」というお話をうかがう事があります。うつ病の典型パターンでは、朝がより動けない日内変動があります。真面目な方ほど、栄養も彩りもきちんとして、と考えるものの、思うようにできなくて、自分はダメだと落ち込んだります。
今回は、頑張らないでいいお弁当の工夫を紹介したいと思います。
まずおすすめしたいのが、スープジャーの活用です。熱いものを入れるときは、熱湯を一度入れてあっためた後に、容器にいっぱいに入れると温度が下がりにくく、食中毒のリスクが減ります。色んなサイズがありますが、使いたい用途に合わせた容量のものを選ばれると良いと思います。

<おでん弁当>
調理済みのおでんパックを買います。それを熱々にしてスープジャーに入れるだけ。おにぎりを1個付ければボリュームも十分です。
<うどん弁当>
冷凍うどんをレンジでチンして、くっつかないようにサラダ油などを少しまぶしてお弁当箱に入れます。めんつゆを熱々にして、スープジャーに入れます。おかずは作り置きもいいのですが、冷凍食品の唐揚げやシュウマイなどつけてもいいかもしれません。
麺を、そばなどの流水麺にしても楽です。
夏は、つゆに氷を入れて、冷え冷えにするのもいいです。
<ランチパック弁当>
サンドイッチを一から作るのは結構大変です。ランチパックやスナックサンドの食事系、甘い系など2-3種類購入します。それを半分に切って、切り口が見えるようにお弁当箱に並べます。レンジ調理できる冷凍ポテトを添えてはどうでしょうか。スープジャーに入れたコンソメスープを添えるのもいいです。
<ちらし寿司弁当>
ご飯を炊いて、ちらし寿司の素(すし太郎みたいな)を混ぜます。ツナ缶を混ぜると味が良くなります。錦糸卵を乗せると色も綺麗です。スープジャーにお吸い物を入れていくと、寒い時期に温まります。
<ペペロンチーノ弁当>
パスタを茹でて、市販のペペロンチーノソースをからめて、弁当箱に入れます。具にウインナーやベーコンを足すと食べだたえもアップ。
パスタ弁当は、他には、パスタを弁当箱に入れて、ミートソースやスープパスタのスープを、熱々でスープジャーに入れてもいいです。
<中華丼弁当>
ご飯をお弁当箱に詰めます。レトルトの中華丼を温めて、スープジャーに入れます。
<デザート系>
スープジャーはデザート系でも活躍します。直接ゼリーなどをつくったりもできます。フルーツ缶を冷蔵庫で冷やしておいて、シロップごと入れるものいいです。入れる前に氷水で冷え冷えにすると、袋のかき氷を入れても昼まで溶けません。
私は日本以外で暮らした事がないので、実際のところはわかりませんが、聞いたところによると、大抵の海外のお弁当はパンにチーズやハムを挟んだ簡単なものが多いそうです。栄養や彩を考えて、何種類もおかずを入れた日本式のお弁当も、素敵な事ですが、毎日頑張らなくてもいいんじゃないかなと思います。「こうすべき」から解放されて少し柔軟になると、過ごしやすくなります。