雑誌「THE BIG ISSUE」を読んだことはありますか?
大きめの駅の前で、販売員さんが売っています。
定価450円の雑誌『ビッグイシュー日本版』をホームレスである販売者が路上で売り、230円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(4,500円)を元手に、以降は1冊220円で仕入れていただく仕組みです。
販売者は、現在路上で生活しているか、あるいは安定した自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレス状態から抜け出す第1歩に過ぎません。そのため、販売により住まいを得た後も、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。
販売者は顔写真と販売者番号の入った身分証明書を身につけて雑誌を販売しています。
〜ビッグイシュー日本のHPより
映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」という実体験を元にした小説の映画があります。作者のジェームズ・ボーエンさんは、イギリスでビッグイシュー販売を行っていた経験があり、映画にもそのシーンがあります。
以前に、訪問支援をしていた方のご家族に、猫が好きでしたら是非、とすすめられたのがきっかけで見ました。
ネタバレになってはいけないので、詳細は言えませんが、「毎朝起き上がる理由」を与えてくれたボブとジェームズさんがとてもチャーミングなので、おすすめです。
今回、雑誌を買った販売員さんは、「今日の朝イチのお客さんだよー」と笑顔で話してくださいました。
雑誌としても、面白い記事が多いので、もし駅前で販売員さんを見かけたら、購入されてみてはどうでしょうか。