top of page
  • Kaori Higashide

すぐ効く薬は良い薬

患者さんが病院を蚪れるずき、「〇〇ずいう症状や状態を良くしたい」ず思っおおられたす。なるべく早く、苊しい状況を和らげるために行うのが治療です。


䟋えば、う぀病や䞍安障害の堎合、抗䞍安薬や睡眠薬は即効性がありたすが、抗う぀薬は効くたでには、少し時間がかかりたす。

すでに治療をされおいる患者さんが、「病院にかかった日から、すぐに効いたんです」ず話される薬は、たいおいは筋匛緩䜜甚や抗䞍安䜜甚が匷い、抗䞍安薬だったりしたす。

耇数の抗䞍安薬が䞊限たで凊方されおいる堎合、ここから枛らしおいくのは、かなり時間がかかるな、ず思う時がありたす。

効くのなら匷い方がいいではないか、ず思われるかもしれたせんが、䟝存性や耐性の点からは、最小限に効果的に䜿うこずが勧められたす。

「凊方薬䟝存」にならないように、量ず時期に぀いお、䞻治医ず盞談しながら内服し、凊方容量以䞊に内服したり、䜙っおいる薬ず䜵甚したりしないようにしたしょう。


「粟神科の薬は怖い」ず思われる人も倚くいたす。逆に、「どんどん出しおほしい」ずいう人もいたす。倧事なのは、怖がりすぎず、䟝存せず、䞻治医ずよくコミュニケヌションをずっお、薬だけで党おを解決しようずしないこずではないか、ず考えおいたす。


院内の癜い花






閲芧数524回
bottom of page