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  • Kaori Higashide

日中活動の場がほしい時

「人薬ひとぐすり」という言葉があります。患者さんと対話する中で、人と人との関わりというのは、時には毒に、時には薬になるものだと痛感します。

精神疾患は、社会生活に大きな影響を及ぼすことがあり、ほぼ自宅にいて、外出先は通院だけという人も少なくありません。

「今は仕事ができないけど、段階的にできるようになりたい」「定期的に通って生活リズムを作りたい」「人と接する練習がしたい」などと考えている人もいるでしょう。

福祉や医療などのサービスで、そのニーズに応えられる制度は色々とあります。

代表的なところを挙げると、障害福祉サービスでは、就労継続支援(A型B型)、就労移行支援、自立訓練(生活訓練)、医療サービスでは、デイケア、他に、地域活動支援センターもあります。

自分に合っている場所はどのようなところか、どんな手続きが必要か、分からないことも多いと思います。まずは、主治医に日中活動の場を考えていることを話してみましょう。合っているところを勧められる場合もあります。そうでなければ、お住まいの地域の保健センターや障害福祉の窓口で相談することもできます。

家庭生活、学校や仕事など、今までの体験の中で、傷ついた経験を持つ人にとって、知らない場所で新しいことを始めるのは、とても勇気がいると思います。実際、お勧めしても踏み出せない人も多いです。しかし、勇気を出してはじめてみて、安心できる仲間やスタッフとのつながりを通して、その人らしい笑顔を取り戻される人もたくさん見てきました。

今回は、福祉や医療のサービスの話ですが、日中活動の場は、ボランティアや習い事など、地域には色んな場があります。

もし何かやってみようかなというお気持ちがあるときは、まずは見学や体験をしてみて、自分が居心地がいいと感じられるかどうか、やってみられるのもいいのではないかと思います。


東京タワーと紅葉



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